【写真付き現地レポ】productronica 2025(前編)【プロダクトニカ 2025】

展示会レポ
五十嵐
五十嵐

こんにちは!PICSIS(ピクシス)の五十嵐です!
この記事では弊社スタッフが訪れた展示会『productronicaプロダクトロニカ 2025』をレポートします。

『productronica』 とは?

productronicaプロダクトロニカ』は1975年から毎年『electronicaエレクトロニカ』と相互に開催され、ドイツのミュンヘンで開催されている世界最大規模の国際電子部品製造機器専門見本市です。
最新の表面実装技術(SMT)、プリント基板(PCB)製造技術、電子機器製造サービス(EMS)、ケーブル、コイル、ハイブリッド技術、半導体製造装置等、エレクトロニクスの開発・製造技術が一堂に会します。

CEOによる講演会やライブ配信、デモンストレーションなど展示以外のプログラムも充実しています。

『productronica 2025』の概要

『productronica 2025』の概要
会期2025年11月18日(火)〜2025年11月21日(金)
会場Messe München
メッセミュンヘン(ドイツ)
出展企業数1600社以上
来場者数4万7000人以上(世界98か国より来場)
入場料1day-ticket 46€(約8300円)
2day-ticket 72€(約13000円)
(※2025年11月で1ユーロ180円として計算)
出展対象品目表面実装技術(SMT)、プリント基板(PCB)製造技術、電子機器製造サービス(EMS)、ケーブル、コイル、ハイブリッド技術、半導体製造装置、将来の生産技術(Industry 4.0、3Dプリンティングなど)、生産支援全般(検査・測定技術、品質保証、物流など)
その他『SEMICON Europa2025』と同時開催
『productronica 2025』公式サイトより抜粋

『productronica 2025』の現地レポートは会場内の撮影OKのブースが多かった事もあり、前半を展示会全体の概要、後半を展示ブースで気になった治具や機構をテーマに記事にしています。

ホールおよび配置

ジャンルホール出展品目
SMT(表面実装技術)A1プロダクトニカフォーラム
部品マウント技術
試験・測定
品質保証
A2試験・計測
品質保証
部品マウント技術
生産物流および資材フロー技術
A3コンポーネントマウント技術
A4PCBのはんだ付けおよび接合技術
製品仕上げ
半導体
次世代の生産技術
スマートファクトリー
B2ITから生産へ
インダストリー4.0
バッテリーと電気エネルギー貯蔵の生産技術
有機およびプリントエレクトロニクス
3Dプリンティング、アディティブ製造
PCBおよびEMSB3PCB(プリント基板)およびその他の回路キャリア製造
電子機器製造サービス(EMS)
ケーブル、コイル、ハイブリッドB4ケーブルおよびコネクタ製造技術
コイル製品の製造
ハイブリッド部品の製造
『SEMICON Europa2025』ICM
B1
C1
C2
『SEMICON Europa2025』

『productronica 2025』現地の会場の様子

productronica-2025の会場の様子

『productronica 2025』の主要な来場者はドイツに加え、イタリア、オーストリア、フランス、イギリス、スイス、中国、ポーランド、スペイン、オランダ、チェコ共和国から訪れた人々です。出展者の国際性が前回より10ポイント以上アップしたのに比例して来場者の国際性も上昇しました。

2025年ドイツのミュンヘンで行われたproductronicaに出展した日本企業のブースの写真です
productronicaに出展した日本企業のブース

主要な出展国の中には日本も挙げられており、50以上の企業が出展していました。
車載関連事業や半導体関連事業などを狙った展示も見られました。

会場内マップやパンフレット

『productronica 2025』のパンフレット
『productronica 2025』のパンフレット

展示会は紙のパンフレットもあるが、英語版のみ。日本の展示会と同じようにWebサイトからマップをダウンロードして確認することができます。

ドイツのミュンヘンで行われた世界最大規模の国際電子部品製造機器専門見本市『productronica 2025』にて配布された出展企業のパンフレット
『productronica 2025』にて配布された配布された出展企業のパンフレット

パンフレットは日本の展示会と違って【Take Free(ご自由にお持ち帰りください)】のブースもあり、海外からの来場者は言語が不自由な中、限られた時間の中でブースを周回するため、後から確認できるようにする事で、展示会が終わってもチャンスメイクができる工夫を感じました。

ノベルティなども

会場内では日本の展示会と同じようにA4サイズのパンフレットを入れられるバッグを配布している企業もありました。ブース番号と自社製品がデザインに使われていて、もらった来場者が会場内を周回して宣伝くれるので宣伝効果抜群です。

日本の展示会との違い

『productronica 2025』での企業ブースでの商談の様子のイメージ(AI生成)

『productronica 2025』の会場では飲食店が少ないためか、企業ブース内の商談ブースではサンドイッチやプレッツェル、カットフルーツ、ポップコーンなどの軽食、ビールなどのお酒を提供していました。
大きい企業ではブース内にカフェが併設されていたりなど、軽食を取りながらリラックスして商談ができるように工夫がされていました。

移動するホールとホールの間にホットドック店などの出店もありました。こちらは日本のネプコンの会場である東京ビッグサイトに似ている印象です。

また『productronica 2025』では意外なことに撮影OKなブースも多いです。
装置をスケルトンにして展示していたりなど、展示内容の中で技術がオープンになっているブースも多くみられました。欧州では知財や特許の保護システムがしっかりしている文化であることがわかります。

日本の展示会
ドイツの展示会
  • 写真・動画の撮影禁止が多い
  • パネル展示が多い
  • 名刺交換をしないと資料が持ち帰れない
  • 受け身の姿勢が多い印象
  • 撮影OKのブースが豊富
  • デモ機や動画などが充実
  • 歓迎ムード
  • 軽食しながら商談
営業T
営業T

『productronica 2025』は主にEU圏の出展社が多く、日本の展示会とは違った雰囲気でした!

まとめ

もともとは『electronicaエレクトロニカ』の展示エリアの一部としてスタートした『productronicaプロダクトロニカ』は、50年という歴史のある展示会です。市場調査機関Gelszusが実施した調査によると、総合評価では、出展者、来場者ともに90%以上が『productronica』に非常に満足している、質の高い展示会であることが分かりました。

五十嵐
五十嵐

いかがでしたでしょうか?
次回は後編として出展企業の展示について特集します!

株式会社PICSISピクシスでは『productronicaプロダクトロニカ 2025』にて展示された基板実装時に使用するマルチパレットや搬送パレットなど、微細化が進む半導体製造プロセスおよび電子部品製造プロセスに対応した、位置精度や面積度の高い基板搬送用パレットの量産体制を整えています。

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